千年の孤独

田中泉(タナカ セン)によるレビューブログです。

2016年の10曲。

2016年も残り14日。今年の1番の衝撃はVRを体験したことですね。誰か買ってくれ。 この1年すごく聴いた曲、思い入れのある曲を10曲選んでみました。(順不同) 1.「告白」/My hair is bad My Hair is Bad – 告白 (Official Music Video) 女々しい曲の多いバン…

僕たちは世界を救うことができない。

「鬱ゲー」として有名なゲームソフト、「リンダキューブ」。ジャンルについて公式サイトでは「サイコスリラー+ハンティングRPG」と表記され、PSへ移植された「リンダキューブアゲイン」はPSソフトで初めて倫理規定マーク(「暴力やグロテスクなシーンが含ま…

書き出しを科学する。

私が読書好きになったのは同じく読書が好きな父親の影響が大きい。前回の記事で触れた筒井康隆も元々は父親が好きな作家で、小学生の時に「旅のラゴス」を貸してもらった。 旅のラゴス (新潮文庫) 作者: 筒井康隆 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1994/03/0…

これは、私たちの物語

「インサイド・ヘッド」を観た。 映画『インサイド・ヘッド』最新予告編 今作の主人公は11歳の女の子、ライリー。彼女の頭の中には「ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリ」という5つの感情が住んでいる。このライリーがミネソタからサンフラン…

もし朝起きて街にゾンビが徘徊していた場合、どうするか考えることがある

そう言うと、「大丈夫かこいつ」と言いたげな目で見られる。何が起こるか分からない世の中なんだし、そんなことだってもしかしたらあるかもしれないじゃない!とその度に内心で憤慨している。 とはいえ私は元々、ゾンビ映画が苦手だった。「何が面白くてあん…

国語の教科書は日本文学のベストアルバムだ

以前、ロックバンド a flood of circleのギターボーカル、佐々木亮介氏はユーストリームでこう言っていた。「国語の教科書は言ってみれば、日本文学の素晴らしい作品を集めたベストアルバムなんですよ」と。 a flood of circle - BLUE 私は小学生の頃から、…

アメトーーク 読書芸人のメモのようなもの。

読書芸人の2016年おすすめ本 【又吉】 コンビニ人間 作者: 村田沙耶香 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2016/07/27 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (30件) を見る マチネの終わりに 作者: 平野啓一郎 出版社/メーカー: 毎日新聞出版 発売日: 2016…

きっと「何者」にもなれないことなんて「わかってるんだよ」

『何者』予告編 先日、映画「何者」を観た。4年前に就活をしていた、さらにその状況について度々Twitterにも投稿していた私は共感できるところばかりで、何度も苦しくなった。 「何者」は作家・朝井リョウの直木賞受賞作。冷静沈着に物事分析する主人公の拓…

夜を乗り越える/又吉直樹

夜を乗り越える(小学館よしもと新書) 作者: 又吉直樹 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2016/06/01 メディア: 新書 この商品を含むブログ (8件) を見る 「何故本を読むのか」 真っ直ぐなまでに「読書」についての疑問を突き詰めた1冊。読書の意味や批判につ…